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オフセット印刷の仕組み:オフセット印刷の”アレ”なんで?2
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オフセット印刷の仕組み:オフセット印刷の”アレ”なんで?5

 第5回WBC日本代表優勝!おめでとうございます!!

大谷選手をはじめ複数の代表選手から「小さい頃から夢見た舞台」などというコメントがあったと思います。私も第1回大会の時は高校生で、テレビにくらいついて観ていた記憶があります。第1回、2回と連覇したときも劇的な勝ち上がりをしていたので、当時の子供たち(のちの選手たち)に与えた夢は強烈だったと思います。

今回の代表選手も、強烈で劇的な勝ち上がり方でしたので多くの子供たちに夢と感動を与えたことでしょう。今大会に影響を受けて、数年後の代表メンバーになって活躍してくのが楽しみです。

さて、「オフセット印刷のアレなんで?」も第5回目です。毎日目にするほど、実は身近な存在である「オフセット印刷」をもっとよく知ってもらい、印刷って面白い!奥深い!と思ってもらえたら嬉しいです。

今回は、印刷物を拡大すると見えてくる「網点(ドット)」についてです。なぜ印刷物の絵柄は線ではなく点なのでしょうか?
 


網点は濃淡を表現する


オフセット印刷において「網点(ドット)」とは、印刷物の濃淡(階調)を出すために配置されています。この網点の大きさ、間隔などを変えることで、さまざまな色合いやグラデーションを表現することができます。濃い色は大きな点で、薄い色は小さな点で色の濃淡を表現しています。

網点になっていることで、濃淡やグラデーションの幅が広がり、よりリアルな表現が可能になります。どんなにカラフルでなめらかに見えても、拡大すればどれも4色の点(カラー4色)でしかないというのは不思議な感じがしませんか?印刷に詳しくない方でも網点で成り立っていることを意識すれば、高品質な印刷を実現するための精密さや仕組みが理解しやすくなると思います。



網点の仕上がり=印刷の仕上がり


当社は水なしオフセット印刷によってその網点を出来るだけにじませず、鮮明に仕上げることができます。水なし印刷のイメージを持ってもらいやすくするために環境優位性のアピールを重視していますが、実は印刷品質の優位性も備わっているんです。網点について理解が深まれば、実感していただけるのではないかな~と思います。

それでは次回もよろしくお願いします。