この作品は、ホイル紙に水なしUV印刷をすることによって、ビルの灯り、空、水面など背景の細部をリアルに表現し、重厚感と存在感を持たせました。FMスクリーニングによる高精細なアミ点を余すことなく再現できる水なし印刷の特長が生きています。
セピア色の夜景との対比により、広演色の印刷で表現した飛行機が色鮮やかに際立っています。見る者に向かって飛び出してくるような立体感を演出するために、さらに浮き出し加工を施しました。この構図と、色遣いのコントラストが見どころです。額縁にはリオトーン印刷が用いられ、金属に彫刻したような仕上がりとなっています。
『夢飛行』
ホルンは金属感を出すために、ホイル紙を生かした色合いや、金属に映る影の表現などにこだわりました。水なし印刷の長所であるシャープでくっきりとした仕上がりになっています。
花々や鳥、幻想的で透明感のある妖精たちが、楽器の周りを色鮮やかに彩っています。全体的にポップで明るいイメージとなっています。音符と五線譜には、浮き出し加工とリオトーンを合わせて施し、見る角度によって前面に出てくる、面白い効果が得られました。精度の高い抜き型であるピナクルの効果によって、端のレースのような形状もはっきりと出ています。
『楽器』
第19回シール・ラベルコンテスト
全日本シール印刷協同組合連合会会長賞